2020年5月 理事長挨拶


(2020年5月)

コロナ対策に全力を尽くそう


 新型コロナウイルス感染拡大が、さらに深刻になっています。4月7日には緊急事態宣言が出されました。すでに、国民生活や日本経済へ大打撃を与えています。
 当面の対策について検討するため、4月15日より県内医療機関に対してアンケート調査を実施しています。その中間集計では、マスク、消毒液、グローブなどの不足が依然として続いている実態が明らかになりました。また、90%以上の医療機関で患者減が見られ、医業収入は2/3の医療機関で10%以上減少していました。医療機関にとっても大変な事態が進行しています。
このような現状を直視して、4月23日、医療機関への物的・経済的支援を求める緊急要望書を、宮城県と仙台市へ提出しました。すでに、県保健福祉部から協会へ、マスクの提供がありました。不足に悩む会員医療機関への配付を始めました。
 今後も、医療現場の声を国や自治体に届け、コロナ対策の充実を求めていきます。

 合わせて、この深刻な事態の中で、「医療崩壊」がクローズアップされていることに注目します。これまでの国の医療費抑制政策が生み出した危機でもあるからです。ベッド数を減らしたり、医療や介護の負担増を図ろうとしてきました。公立・公的病院の再編・統合は見直しが必至です。国民の要望を無視して推し進めようとしてきた、その政策を根本から見直すべき事態です。この機会に、社会保障の充実をこそ求めていきたいと思います。

 協会は今月30日、定期総会を開催します。改めて「保険医の生活・権利と経営を守り、国民医療の向上、医療保障の充実をはかり国民の健康を確保する」(会則)ために力を尽くすにはどうすればいいのか、議論をしたいと思います。コロナ対策上、多数の参加は求められませんが、文書やメールでのご意見をよろしくお願いいたします。

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