大飯原発の再稼働決定に抗議する理事会声明


当会は6月21日に開かれた2012年度第1回理事会で、「大飯原発の再稼働決定に抗議する」との声明を発表し、政府関係機関に送付しました。
<理事会声明>

政府は16日、原発再稼働問題の関係閣僚会合を開き、関西電力大飯原発3、4号機の再稼働を最終的に決定した。
しかし、国会が設置した福島原発事故調査委員会の報告も出されておらず、事故原因も究明されておらず、原子力規制庁も発足していない。再稼働の判断基準とされた肝心の安全基準に関しては、非常時の拠点となる免震棟や放射性物質の放出を減らすフィルター付きベントの設置は4年後で、防波堤のかさ上げも2年後、専門家から指摘されている原発の敷地内を走る断層の再調査に至っては予定も無いままとなっている。事故が起こった際の放射能予測、住民避難の計画すらできていない。
私たちは、原発が危険な放射性物質を完全制御できない未完成な技術であることがあらためて明らかとなった今、国民の命と健康を守ることを第一の使命とする医師・歯科医師の団体として、大飯原発の再稼働決定に抗議し、決定の撤回を要求する。同時に、女川原発をはじめとする全ての原発の再稼働をやめ、自然エネルギーを含めた新たなエネルギー政策への転換を求める。

2012年6月21日
宮城県保険医協会
2012年度第1回理事会

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