2015年9月


(2015年9月)

 

改めて「平和があってこその医療だ!」

理事長 井上 博之

 8月30日、安保法案を許さずとの国会を包囲する大行動、12万人の参加者の一人となった。雨の中、みんな真剣に演説を聴き拍手をした。そして、一斉に「戦争法案絶対反対!」「みんなの力で暴走止めよう!」とコールした。何とも言えない連帯感に包まれた。
 国会前の大群衆には、「主権者は国民だ!私たちだ!」との想いが共通していたように感じた。この連帯感、一体感こそ、これまで医療者として医療の現場で経験してきたことに通じるものだ。

 独りよがりの医療者であってはならない。患者・国民とともに歩める医療者でありたい。そして、平和な未来につながる安心感の中でこそ、医療はその力を発揮できるのだ。

 宮城県保険医協会は、今年度の活動の最重点に「医療・社会保障充実の運動を進める」を掲げた。しかし、その後の情勢が、それだけに邁進していてよいわけではないということを教えてくれた。安倍政権が打ち出す構想は、まるで「社会保障を削って軍備増強」路線といってもよいようなものばかり。この流れに抗うことをずっと検討してきた。

3月30日国会包囲行動にて 宮城県保険医協会理事会は、5月に安全保障関連法案が国会に提出された際、これに反対する声明を揚げた。7月に衆議院で強行採決された時には、これに抗議し廃案を求める声明を発表した。戦争法案反対の国民世論が盛り上がる中、一緒に、この民主主義の運動を推進するべく取り組みを強化してきた。当面は開会中の国会の動きから目を離せない。

 国民の多くが平和憲法の存在意義を感じ、関心を高め、行動に立ち上がっているとき、私たち宮城県保険医協会もその一員であり続けたいと思う。

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