女性部 「女性勤務医の就労環境に関するアンケート」


女性勤務医の就労環境に関するアンケート
妊娠・子育てへの支援やサポート体制ある4割

 昨年12月に厚労省より発表された「医師・歯科医師・薬剤師調査」によると、女性医師の数は前回の調査時(2012年)よりも6.5%増加し、医師全体に占める割合が初めて2割を超えたといわれています。このような中、協会女性部では県内の病院に勤務する女性医師の就労環境を調査すべく、県内病院142施設に対しアンケート調査を2回実施しました。本号ではその結果について報告します。(全2回予定)

 実施期間:2015年10~11月、調査対象:宮城県内病院142施設、回答:71施設(回答率50%)

①女性医師の在籍について(グラフ1)
 全71施設の回答のうち、女性医師が「在籍する」病院は76%。そのうち、女性の管理職が「在籍する」と回答した病院は29%でした。160525女性勤務医就労環境アンケートグラフ1:5

②「産前・産後休暇」制度について(グラフ2)
 産前休暇については、基準通りの「6週間」と回答した病院が最も多く、54%。次いで「8週間」23%、「7週間」1%でしたが、中には基準以下の「4週間」との回答もありました。また「産後休暇」についても、基準通りの「8週間」と定めている病院が最も多く、78%でした。160525女性勤務医就労環境アンケートグラフ2:5

③「育児休暇」制度について(グラフ3)
160525女性勤務医就労環境アンケートグラフ3:5 基準である「1歳に達するまで」と定めている病院は52%、次いで「3歳に達するまで」27%でした。また「特に定めていない」と回答した病院も3%ありました。
 男性医師による取得状況(過去3年間)については「取得事例がある」病院は3%でした。

 

④「妊娠・子育て期間中の女性医師に対する支援やサポート体制」について(グラフ4)
160525女性勤務医就労環境アンケートグラフ4:5 「体制がある」と回答した病院は41%。内容は「当直・日直・夜勤の免除、制限、配慮」18件、「短時間勤務制度」11件、「時間外勤務の免除、配慮」7件等でした。一方で体制が「ない」と回答した病院は38%、「今後取組み予定」の病院は8%でした。

 

⑤「産休・育休を終えた女性医師のための支援やサポート体制」について(グラフ5)
160525女性勤務医就労環境アンケートグラフ5:5 制度が「ある」と回答した病院は27%。内容は「当直の免除」7件、「短時間勤務制度」9件、「時間外勤務の免除、配慮」3件等でした。一方「ない」と回答した病院は45%でしたが、中には「本人の状況により相談しながら復職計画を決める」「個別に柔軟に対応している」との回答もありました。

 

 次回は第2弾アンケート(院内保育施設関連)について報告します。

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