2017年8月 理事長挨拶


(2017年8月)

仙台市長選挙の結果を活かします

理事長 井上 博之

井上博之顔写真2017.6.27 7月23日、郡和子仙台市長誕生が決まりました。氏が掲げられた「市民とともに『いのち』を守る。市民の力で『仙みらい台』を創る。」を基本とした政策の実行を期待します。新しく生まれた有利な条件を活かすべく、今後当会は、仙台市政に対する要望についても検討し、市民の声を市長に届ける活動などに積極的に取り組みたいと思います。
 今回の選挙にあたり、当会は仙台市政への要求項目をまとめ、候補者アンケートを実施するなど、初めて仙台市長選挙に取り組みました。
 6月下旬に「郡和子の会」会長と郡和子氏より推薦のお願いの文書を受けました。衆議院議員として郡和子氏には、その在任中常に、当会の国会要請や政策懇話会に際してあたたかい対応をしていただきました。信頼できる国会議員として高く評価してきました。そのようないきさつから郡和子氏を推薦したいとの声は強かったのですが、「会員の思想、信条、政治活動を保障する」との当会の基本方針を最優先に判断し、機関決定による推薦は行いませんでした。そこで、郡和子氏の当選を願う役員を中心に「有志の会」を結成し応援しました。
 この選挙結果は、10月に行われる県知事選挙に大きな影響を与えることになりそうです。来年度から始まる国保の都道府県単位化が、保険料値上げや国の「医療費適正化計画」を推進するものになってはいけません。その大事な時期に、県民本位の宮城県政が実現するよう努力します。地方自治体が地域住民の生活や権利を守る本来の役割を発揮できるよう、まず仙台市から「市民協働のまちづくり」(郡和子氏公約)に向け、新しい変化がもたらされることを願っています。
 当会もまた、市民とともに「いのち」を守る取り組みを強めていきたいと考えています。

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