2017年12月


(2017年12月)

核戦争の防止と核兵器廃絶が現代に生きる医師の社会的責任

理事長 井上 博之

井上博之顔写真20170926
 今月10日、ノーベル平和賞の授賞式が行われます。宮城県保険医協会が進めてきた反核運動にもかかわりのあった、国際NGO「ICAN」(核兵器廃絶国際キャンペーン)に授与されます。今年7月に、国連の会議で成立した核兵器禁止条約に続き、大変喜ばしい出来事で、これを契機にして、平和を希求する国際世論が高まることを大いに期待します。世界の流れは、核兵器の違法化を宣言するところまできています。
 当協会は「核戦争を防止する宮城医師歯科医師の会」の事務局を担ってきました。この運動を推進してきた原点には、「人命を守る医師はいかなる戦争をも容認できない」「核戦争の防止と核兵器廃絶が現代に生きる医師の社会的責任である」(開業医宣言~保団連の医療に対する基本姿勢~より)というはっきりとした考えがあります。今回は、このことをさらに声高に主張する機会を得たという想いです。
 核兵器廃絶を求める市民社会の取り組みと連帯し、その機運をさらに盛り上げていきたいと考えています。日本政府を含め、核の抑止力に頼る勢力を包囲する取り組みも求められると思います。そういう点から、「ヒロシマ・ナガサキの被爆者が訴える核兵器廃絶国際署名」が大事です、核廃絶を求める何億という世論となって、国際政治を動かす力となることを願い、取り組みを強めます。

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