2018年診療報酬改定 新点数検討会で決議を採択


2018年4月の診療報酬改定に関して当会は、医科・歯科それぞれ5会場で新点数検討会を開催し、以下の決議を採択しました。

医科

 

決議

 2018年診療報酬改定は、本体を0.55%(600億円)引き上げたが、全体では▲1.25%(-1460億円)のマイナス改定となった。
0.55%の引き上げでは、地域医療を守り、医療従事者の雇用・労働環境を改善するには程遠いものである。
私たちは、国民医療を守り、医療従事者が安心・安全な医療を患者さんに提供できるよう、日常診療への適切な評価を行い、初・再診料をはじめとする基礎的技術料を中心に、診療報酬の改善を求める。
一方、患者さんに目を向けると、経済的な理由から、治療の中断、投薬・検査の拒否、症状のある部分のみの治療を求めるといったことがおきている。それにもかかわらず、政府は「75歳以上の患者窓口負担の原則2割化」「かかりつけ医普及を理由とした受診時定額負担」「薬剤の患者自己負担引き上げ」など、新たな患者負担増を検討・具体化しようとしている。
私たちは、診療報酬の引き上げとともに、新たな患者負担増は行わず、患者窓口負担の軽減を求める。
以下の事項を要望する。

一、医療従事者が、安心して働くことができ、患者さんに寄り添った地域医療が提供できるよう、診療報酬を改善すること
 ①初・再診料をはじめ基礎的技術料を大幅に引き上げること
 ②診療報酬の不合理を是正すること
 ③医療現場の声を反映させ改善をはかること

一、75歳以上の窓口負担2割化をはじめとする新たな患者負担増の計画は中止し、患者窓口負担を軽減すること

一、医療費総枠を拡大すること

2018年3月20日
仙台会場参加者一同
2018年3月23日
石巻会場参加者一同
2018年3月24日
気仙沼会場参加者一同
2018年3月26日
古川会場参加者一同
2018年3月27日
大河原会場参加者一同

 

歯科

 

決議

2018年診療報酬改定は、本体を0.55%(600億円)引き上げたが、全体では▲1.25%(-1460億円)のマイナス改定となった。
歯科診療報酬本体については、0.69%の引き上げにとどまった。国民医療費全体に対する歯科医療費の割合は6.8%(2015年)まで低下し、歯科診療所の経営は厳しくなる一方である。また、歯科衛生士や歯科技工士の技術と労働が診療報酬上、正当に評価されていない。
私たちは、国民医療を守り、医療従事者が安心・安全な医療を患者さんに提供できるよう、日常診療への適切な評価を行い、初・再診料をはじめとする基礎的技術料を中心に、診療報酬の改善を求める。
一方、患者さんに目を向けると、経済的な理由から、治療の中断、痛みのある部分のみの治療を求めるといったことがおきている。それにもかかわらず、政府は「75歳以上の患者窓口負担の原則2割化」「かかりつけ医普及を理由とした受診時定額負担」「薬剤の患者自己負担引き上げ」など、新たな患者負担増を検討・具体化しようとしている。
私たちは、「保険で良い歯科医療」の実現に向け、診療報酬の引き上げとともに、新たな患者負担増は行わず、患者窓口負担の軽減を求める。
以下の事項を要望する。

一、歯科医療従事者が、安心して働くことができ、患者さんに寄り添った歯科医療が提供できるよう、診療報酬を改善すること
①初・再診料を医科と同点数にすること
②様々な施設基準による歯科医療機関の差別化をやめ、個々の技術料を大幅に引き上げること
③新たな技術、材料を積極的に保険導入すること

一、75歳以上の窓口負担2割化をはじめとする新たな患者負担増の計画は中止し、患者窓口負担を軽減すること

一、医療費総枠を拡大すること

2018年3月22日
仙台会場参加者一同
2018年3月23日
石巻会場参加者一同
2018年3月24日
気仙沼会場参加者一同
2018年3月26日
古川会場参加者一同
2018年3月27日
船岡会場参加者一同

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