活動・講演録

決議・声明

要望「歯の被せ物等に保険診療で使用する貴金属の価格高騰に対して緊急改定を求める」

当会は、厚生労働大臣、厚生労働省医政局歯科保健課長に対して以下の要望書を提出しました。


2026年4月14日
厚生労働大臣 上野 賢一郎 様
厚生労働省医政局歯科保健課長 小嶺 祐子 様
宮城県保険医協会 理事長 今田隆一
 
歯の被せ物等に保険診療で使用する貴金属の価格高騰に対して
緊急改定を求める
 
 平素より当協会の活動に対し、多大なるご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。また、貴職におかれましては、日頃より国民医療の確保にご尽力されていることに対し、深く敬意を表します。
 さて、本件につきましては、既に他団体からも要望書が提出されていることと存じますが、現在、歯科医療機関は、国民の歯を守るという使命感と、極めて厳しい経営環境との狭間で、限界に達しつつあります。
 とりわけ、金パラ(歯科鋳造用金銀パラジウム合金)の価格高騰は、一医療機関の努力で解決できる水準を大きく超えております。患者に最善の治療を提供しようとするたびに、歯科医療機関がいわゆる「持ち出し(赤字)」を余儀なくされるという、看過できない状況が続いております。
 さらに、この異常な物価、原油価格高騰は、歯科医療機関の経営環境の悪化に拍車をかけており、このままでは、地域住民に対して十分な歯科医療を提供し続けることが困難となる恐れがあります。これは単なる経営上の問題にとどまらず、地域歯科医療の維持、ひいては公的医療体制の存続にも関わる重大な問題であります。
 つきましては、地域歯科医療の灯を絶やさないためにも、一刻も早い対応が求められます。6月の定時改定を待つ余裕は現場にはなく、実態に即した保険償還価格への緊急改定および、保険償還価格を上回る仕入れ差額に対する補助措置など、実効性ある対策を速やかに講じていただきたく、強く要望申し上げます。
 
以上
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