2017年5月 理事長挨拶


(2017年5月)

27日の定期総会にご参加ください

理事長 井上 博之

井上博之顔写真20161227  宮城県保険医協会は今月27日(土)に2017年度の定期総会を開きます。本会の最高議決機関である総会です。多数の会員にお集まりいただき、これまでの活動を振り返り、今後の活動について展望を語り合いたいと考えています。
 医療分野でも時代の変化が顕著になってくる時期を迎えようとしています。厚労省などからは、今後10年、20年を見越した提言が出されたりしています。将来を見据えた課題が浮き彫りになる、大事な定期総会にしなければならないと思います。総会議案では、時代の変化を見失わず、会員のためになることを第一にした活動方針を貫きたいと課題を提起しました。
 この1年、安倍政権の社会保障改悪、医療費抑制策に抗して、署名運動や厚労省・国会議員要請など、できる限りの医療運動に取り組んできました。また、審査・指導問題や地域医療活動をはじめ、学術研究や公害環境対策の分野など、会員の要望に応えて多面的に活動を拡げてきました。前進面を評価しつつ、それに満足することなく、宮城県保険医協会に求められていることは何かを問い直す機会にしたいと思います。
 会員の皆様、万障お繰り合わせいただき、ご参加のほどよろしくお願いいたします。

記念講演に多数ご参加ください

 恒例の記念講演の講師として、m3.com(エムスリードットコム)編集長の橋本佳子氏をお迎えします。『“2035年”、医療の行方を占う』とのタイトルでの講演に期待しています。急ピッチで進む医療制度改革を鳥瞰するお話が聴けます。多種多様な医療情報をいち早く医療関係者に伝えることに腐心してこられた橋本氏が、情報を整理し全体像を明らかにされることでしょう。
 保健・医療の未来に疑問や不安を感じておられる方には、是非ご参加いただきたいと思います。記念講演は会員以外の参加もできます。

総会を機に、宮城県保険医協会に対するご要望、ご意見をお寄せください。

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