保険でより良い歯科医療を求める請願署名「無関心・沈黙は現状肯定とみなされます」(2021.11.5)


ご協力ください「保険でより良い歯科医療を求める請願署名」
無関心・沈黙は現状肯定とみなされます

副理事長 杉目 博厚

 歯科会員の皆様、「保険でより良い歯科医療を求める請願署名」が始まりました。
・今の歯科保険点数は我々の日々の診療行為の評価として低すぎると思いませんか?
・保険診療のみで経営が成り立つようになれば良いと思いませんか?
・金パラ逆ザヤなどに不条理を感じませんか? 怒りを覚えませんか?
・保険適応されていない治療や材料が必要かつ十分な点数で保険適応になればと思いませんか?
・患者窓口負担が下がれば患者さんの受診率が上がると思いませんか?
・社会保障充実のために消費税が10%に引き上げられたのに、医療・介護・福祉の分野がますます疲弊していくことに疑問を感じませんか?
・歯科医療費が平成8年以降約2兆5千億円のまま横ばいで推移していることに閉塞感を感じませんか?
・初再診料に医科歯科格差があることに大きな疑問を感じませんか?
 そうお思いであれば、この請願署名に積極的に取り組んでみませんか? この署名はこれまで14年間に7回取り組み、全国で200万筆を超える署名を集め、国会議員を通じて国会に提出してきました。昨今は国会で歯科医療問題についての質疑が多くなされ、その成果も見えてきています。さらなる大きな声をあげていかなければいけません。
・こんな署名をしてもどうせ無理だよと思っておられませんか?⇒「無関心や沈黙は、現状肯定とみなされます」現役世代はもちろんのこと、我々の後の世代の歯科医師のためにもこのままで良いのでしょうか? 変えようと動いてみませんか?
 1名書きの署名用紙を患者さんが目につくように待合室に置いてみませんか? 患者さんが読んでくれれば署名済み用紙がおのずと増えていくのではないでしょうか。
 これは我々だけの願いではなく歯科医療を受ける患者さんの大多数が共感・賛同する要求なのですから。

本稿は宮城保険医新聞2021年11月5日(1765)号に掲載しました。

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