2019年10月 理事長挨拶


(2019年9月)

県議会議員選挙 重視して取り組みます

理事長 井上 博之


 10月18日告示、27日投開票で県議会議員選挙が行われます。今回の選挙は、とりわけ重要です。
 今春の県議会で、女川原発再稼働をめぐる県民投票条例案が、賛成21人、反対35人、退席1人で否決されました。署名をした方をはじめ、多くの県民の願いは実現できず、反対を表明した県議会議員から、納得のいく理由は聞けませんでした。そのとき、残念な想いとともに、このような県議会を変えなければと、どれだけの県民が思ったことでしょう。
 もう一つ、見過ごせない大事な動きがあります。水道事業の「みやぎ型管理運営方式」が検討されています。これから20年にもわたる命の水の運営を、民間事業者に任せてよいのかが問われます。11月、新しい県議会に条例案が提出される予定です。選出された新議員に水道事業の明日について判断が任せられるのです。
 一人ひとりの県議会議員には、県民の代表者として相応しい役割を発揮してもらいたいと思います。そのような議員を選びたいと思います。宮城県政を良くしていくための基本です。
 宮城県保険医協会では、今回の選挙にあたっても、県政への重点要求を決めて臨んでいます。この要求に基づいて、主要政党と各立候補者へのアンケートを実施しました。寄せられた回答は、当ホームページに掲載します。
 これらのアンケート結果を、投票にあたっての参考にしていただければ幸いです。また、周りの方々にも読んでいただき、選挙への関心を大いに高めていただければと思います。皆様の良き選択を期待しています。

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