11・7保団連中央要請行動
診療報酬の大幅引上げと患者負担軽減を
会員署名80筆を提出
全国保険医団体連合会(保団連)は、11月7日、2020年4月の診療報酬改定で10%以上の大幅な引き上げと患者窓口負担の軽減を求め、中央要請行動を行いました。21協会から88人が参加し、当会は宮城県選出の国会議員へ「診療報酬の引き上げと患者窓口負担の軽減を求める医師・歯科医師要請署名(会員署名)」80筆を提出しました。

国会議員に会員署名を提出する保団連役員
同日、保団連は議員会館内で「医師・歯科医師が訴えます~『今こそ!診療報酬の大幅引き上げ、患者負担軽減を!』国会内集会」も行い、130人が参加し、国会議員9人が出席しました。また集会後は厚労省へ要請と会員署名の提出を行い、医療現場や重い患者負担の実態などについて訴えました。厚労省保険局の医療課と高齢者医療課の担当者2人が応対しました。
厚労省への要請で保団連の住江憲勇会長は、「診療報酬は医療の質と量、水準を規定する公定価格であり、これが引き下げられたら地域医療の崩壊に結びついていく。安倍政権下での3回のマイナス改定と名目賃金、物価の上昇を考慮すると、10%以上の引き上げが必要。貧困と格差が広がり、非正規労働も増加している。厚労省として、国民の暮らしと健康をどのように守るかが問われている」と訴え、診療報酬の大幅引き上げと患者負担軽減を強く求めました。

国会議員に会員署名を提出する保団連役員