内閣総理大臣 安倍 晋三 様
財 務大臣 麻生 太郎 様
厚生労働大臣 加藤 勝信 様
経済産業大臣 梶山 弘志 様新型コロナウイルス感染症の影響による、地域歯科医療崩壊を防ぐ為の緊急対応を求めます
2020年7月27日
「保険でより良い歯科医療を」宮城の会
代表世話人 阿部吉男・井上博之貴職におかれましては、国民の生命と暮らしを守るため、日頃より国政の重責を果たされていることに心より敬意を表します。
本会は、歯科医療を受ける宮城県民と歯科医療従事者が「保険でより良い歯科医療」の実現を求めて、共同して運動を行っている団体です。
この間の新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、収入が大幅に減少したために、歯科をはじめ必要な医療が受けられない患者さんが存在します。「歯科医師の判断により、緊急性のない歯科治療についても延期を考慮する」とした4月6日の厚労省事務連絡を受け、飛沫感染リスクを強調した「歯科受診は避けるべき」との報道が、一部のマスコミから流れました。その影響もあり、患者さんの通院萎縮が起きました。本来必要な歯科医療を受けられないことは、国民の口腔と全身の健康を守る観点から放置できない問題と考えます。
コロナ禍の最中、歯科医療機関では、患者さんと自院の医療従事者を感染から守ることに留意しながら、診療を続けています。外出自粛による患者さんの受診手控え等で、4月以降、歯科医療機関は大幅な減収となりました。歯科医療機関の患者減や休業は、同時に歯科技工取引の減少を意味し、歯科技工所の経営難にも直結します。
患者さんが必要な歯科医療を受診でき、地域医療を支える歯科医療機関や歯科技工所が経営破綻を起こさないためにも、直ちに下記事項の実現が図られるように強く要望致します。記
一、新型コロナウイルス感染症の影響により大幅に収入が減少している患者・国民に対し、経済的理由で受診出来なくなる事を防ぎ、命と健康を守る為、新型コロナウイルス感染症が終息するまでの間、対象者の医療費窓口負担を全額免除すること
一、政府は、ウイルス感染予防のためにも歯科受診は必要であり、歯科医療機関は感染防止対策を講じている点を、国民に向けて積極的に広報活動を行うこと
一、歯科医療機関や歯科技工所が経営破綻を起こさぬように、損失補償や助成等の経済的支援制度を設けること
以上
宮城県知事
村井 嘉浩 様新型コロナウイルス感染症の影響による、地域歯科医療崩壊を防ぐ為の緊急対応を求めます
2020年7月27日
「保険でより良い歯科医療を」宮城の会
代表世話人 阿部吉男・井上博之貴職におかれましては、県民の生命と暮らしを守るため、日頃より県政の重責を果たされていることに心より敬意を表します。
本会は、歯科医療を受ける側の県民と歯科医療従事者が「保険でより良い歯科医療」の実現を求めて、共同して運動を行っている団体です。
この間の新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、収入が大幅に減少したために、歯科をはじめ必要な医療が受けられない患者さんが存在します。「歯科医師の判断により、緊急性のない歯科治療についても延期を考慮する」とした4月6日の厚労省事務連絡を受け、飛沫感染リスクを強調した「歯科受診は避けるべき」との報道が、一部のマスコミから流れました。その影響もあり、患者さんの通院萎縮が起きました。本来必要な歯科医療を受けられないことは、県民の口腔と全身の健康を守る観点から放置できない問題と考えます。
コロナ禍の最中、歯科医療機関では、患者さんと自院の医療従事者を感染から守ることに留意しながら、診療を続けています。外出自粛による患者さんの受診手控え等で、4月以降、歯科医療機関は大幅な減収となりました。歯科医療機関の患者減や休業は、同時に歯科技工取引の減少を意味し、歯科技工所の経営難にも直結します。
患者さんが必要な歯科医療を受診でき、地域医療を支える歯科医療機関や歯科技工所が経営破綻を起こさないためにも、直ちに下記事項の実現が図られるように強く要望致します。
記
一、 新型コロナウイルス感染症の影響により大幅に収入が減少している患者・国民に対し、経済的理由で受診出来なくなることを防ぎ、命と健康を守る為、新型コロナウイルス感染症が終息するまでの間、県として医療費窓口負担金の独自助成や、特に低所得者の多い国民健康保険料、後期高齢者医療保険料の独自減免を行うこと
一、県として、ウイルス感染予防のためにも歯科受診は必要であり、歯科医療機関は感染防止対策を講じている点を、県民に向けて積極的に広報活動を行うこと
一、県内のすべての歯科医療機関および歯科技工所に対し、給付金等による独自の支援を行うこと
以上
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