(2021年2月)
東日本大震災から10年の節目にあたって
理事長 井上 博之
新型コロナウイルス感染対策に、気を緩められない日々がつづいておりますが、皆様には、如何お過ごしでしょうか。
まもなく東日本大震災から丸10年、10回目の追悼の日を迎えようとしています。新聞やテレビ等でも、取り上げられることが多くなりました。10年の節目に、しっかりと振り返っておくことはとても大切です。
当協会としての行事は、3月7日(日)に企画しました。「東日本大震災から10年~医療における震災および災害の教訓を語る」と題して、4名の講師に語っていただきます。
岩手医科大学の櫻井 滋 先生には「災害と感染症~東日本大震災から新型コロナ対策を考える」と題して、災害という視点からコロナウイルス感染対策について、貴重な提案をいただきます。
木村 裕 先生には、大きな津波被害を受けた、女川町での歯科医療の復興の歩みを振り返って、そのご苦労を語っていただきます。
村岡 正朗 先生には、震災直後より気仙沼市の避難所に始まり、地域での様々な活動に精力的に取り組まれてきた教訓を報告していただきます。
八巻 孝之 先生には、一昨年9月の台風豪雨災害の際、丸森町で経験されたことを教訓化され、さまざまなところで発信されてきました。その一端を紹介していただきます。
以上はWebを使った講演会となります。全国から、どなたでも参加できるようにしました。申し込みは、当ホームページからできます。
東日本大震災の救援活動でお世話になった、全国の皆様にも参加していただき、記憶に残る取り組みにしていきたいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。