宮城県保険医協会
県内の医師・歯科医師で構成する団体です。
Skip to content
ホーム
会則
入会案内
理事長挨拶
入会お申し込み
会員専用
催し案内
診療報酬改定関連
社保情報
出版物
共済制度
活動・講演録
調査
歯科のページ
勤務医のページ
女性部のページ
公害環境対策部のページ
女川原発再稼働関連
東日本大震災
「保険でより良い歯科医療を」宮城の会
反核医師の会
市民向けページ
新型コロナ関連
講演会・研修会・セミナー動画
←
厚労省事務連絡「新型コロナウイルスワクチンの個別接種の促進策の継続及び職域接種における支援策について」
シリーズ「女川原発廃炉への道」No,18
→
談話「75歳以上の医療費窓口負担2倍化法の成立は認められない」
Posted on
2021年6月28日
by
adminhok
Tweet
>談話
75歳以上の医療費窓口負担2倍化法の成立は認められない
理事長 井上 博之
後期高齢者本人だけでなく、高齢者を支える家族にも、多大な将来不安を与える、75歳以上の医療費窓口負担の2倍化が国会で決まりました。
6月4日の参院本会議で、自民、公明、維新、国民の賛成多数で可決、成立しました。来年度の後半中に施行されます。今回は、2割負担の対象者は370万人(後期高齢者の約20%)ですが、「原則2割化」としているように、今後政令で所得基準の変更ができ、対象者を拡げられる仕組みになっています。
宮城県保険医協会は、日本の医療制度の安心を脅かす、とんでもない悪法だと指摘してきました。これに反対する国会請願署名にも取り組みました。全国で100万筆を超える署名を国会に届けてきました。この運動の中で、多くの県民の声も届きました。現実にも、将来的にも、深刻な不安が語られていました。これは絶対に通してはいけない法律だとの思いで、阻止する運動をしてきました。しかし、国会議員の意向を変えることができず、大変残念な結果になりました。
さすがに窓口負担が大きくなることに対して配慮が必要だったのでしょう。3年間限定の「配慮措置」が設けられました。月額3000円を超した額を払い戻すというのですが、お金が戻ってくるのは4カ月後になるようです。これでは、お金がないと受診できません。
菅首相は、安倍前首相に倣って、「全世代型社会保障制度を作り上げる」と述べました。このまやかしをいつまでも続けさせるわけにはいきません。「お金の心配なしに」「必要なときに必要な医療が受けられる」医療制度が求められています。財政理由で削られ続けてきた社会保障を、声を大にして再構築しなければと思います。ぎりぎりの生活をしている人に負担を求めるのではなく、負担できる人に負担してもらうのが道理です。社会保障のあり方が問われています。
今年は、総選挙もあります。真に社会保障と呼べるような、誰もが安心して利用できる医療制度を求めて、これからも運動を続けます。
This entry was posted in
決議・声明
. Bookmark the
permalink
.
←
厚労省事務連絡「新型コロナウイルスワクチンの個別接種の促進策の継続及び職域接種における支援策について」
シリーズ「女川原発廃炉への道」No,18
→
Comments are closed.
会員専用
ユーザー名またはメールアドレス
パスワード
サーチ
検索:
カレンダー
2024
12月
月
火
水
木
金
土
日
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
保険医共同購入
(会員限定)
M&Dネットワーク
医薬品、医科歯科医療機器、衛生用品等
幅広く取り扱い