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宮城県保険医協会「新型コロナウイルス感染症に関する第4回 アンケート調査の結果」
Posted on
2021年7月28日
by
adminhok
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新型コロナウイルスの変異株が猛威を振るい始めた中、新型コロナワクチンの集団接種、個別接種、大規模接種が進められていますが、ワクチンの供給不足による希望者への接種延期の連絡・調整に追われるなど、現場は混乱しています。ワクチン接種だけでなく、感染対策や発熱患者対応等、コロナ患者の受け入れの有無にかかわらず、全ての医療機関が様々な課題を抱えながら地域医療を支えています。宮城県保険医協会は、新型コロナウイルス感染症による会員医療機関への影響や医療現場が抱える問題、医師・歯科医師の意見・要求の把握を目的に、6月4日から医科の開業医会員619名を対象に「新型コロナウイルス感染症に関する第4回アンケート調査」を実施し、6月20日までに87名から回答を得ました(回収率14.1%)。
集計の結果、新型コロナワクチン接種に関して半数以上が個別接種・集団接種を実施・検討していることがわかりました。また、5月の外来患者数・保険診療収入とも、2020年同月と比べ「増えた」という回答が3割程度あったものの、「減った」との回答も同程度あること、また2019年同月との比較では「減った」という回答が7割にのぼっており、厳しい状況が続いている医療機関が多いことが明らかとなりました。また、国・自治体からの補助金については、「補填にならなかった」との回答が36.8%あり、4月から初・再診料が5点引き上げられたことについて、「評価できない」との回答が46.0%という結果になりました。
今回のアンケート結果を受け、当会は国に対し
要望書
を提出しました。
新型コロナワクチン接種の集団接種の接種業務は54.0%が「受ける」
個別接種も60.9%が「実施する・実施している」と回答
新型コロナワクチン接種の一般者への集団接種について、接種業務の依頼を「受ける」という回答は54.0%、一般者への個別接種を「実施する・実施している」という回答は60.9%となりました。
個別接種を「実施する・実施している」「実施する方向で検討している」と回答した方に聞いた、実務上の懸念(複数選択可)は「通常診療への影響」が最も多く、次いで「接種時の副反応への対応」、「接種のスムーズな運営」、「接種予約キャンセル時の対応」という結果となりました。
「実施する・実施している」という回答のうち、ワクチン接種に関して電話等での問い合わせが「ある」という回答は74.6%となりました。また、ワクチン接種に関して医療機関で混乱していることや困っていることについては、35.6%が「ある」と回答し、具体的な内容は、通常診療へ支障が出ていることや予約の電話対応などがありました。
外来患者数は前年同月と比べ「減った」という回答が35.6%、前々年同月比では71.3%
5月の外来患者数では、2020年同月と比べ「減った」という回答は35.6%、「変わらない」という回答は25.3%となりました。減少の割合では、「30%未満」が77.4%、「50%未満」が16.1%という結果になりました。2019年同月と比較した場合は「減った」という回答が71.3%、減少の割合では、「30%未満」が82.3%、「50%未満」が9.7%であり、外来患者数が回復しているとはいえない結果でした。
保険診療収入は前年同月と比べ「減った」という回答は41.4%、前々年同月比では69.0%
5月の保険診療収入では、2020年同月と比べ「減った」という回答は41.4%、「変わらない」という回答は19.5%となりました。減少の割合では、「30%未満」が80.6%、「50%未満」が13.9%という結果になりました。2019年同月と比較した場合は「減った」という回答が69.0%、減少の割合では、「30%未満」が42.9%、「50%未満」が14.3%であり、保険診療収入についても深刻な状況が続いていることがうかがえる結果でした。
国・自治体からの補助金は36.8%が「補填にならなかった」
4月から加算された診療報酬の初・再診料の5点プラスは46.0%が「評価できない」
第二次補正予算で設けられた「感染拡大防止等支援補助金」など、国・自治体からの補助金については、58.6%が「補填になった」と回答しましたが、「補填にならなかった」という回答も36.8%ありました。補填にならなかった理由は、「金額が低く、減収の方が大きい」、「申請の要件が厳しい」などがあげられました。また、医療機関の補填として4月から診療報酬の初・再診料に5点が加算されたことに対しては、46.0%が「評価できない」と回答しました。評価できない理由については「点数が低く補填にならない」が57.7%、「他の経済的支援を追加すべき」が21.2%、「長期の補填が必要」が13.5%という結果でした。
行政に希望することは「医療従事者慰労金の追加」、「新型コロナ感染症対策支援金の追加」、「ワクチン接種業務に対する手当の拡充」が多い結果に
行政に希望することでは、「医療従事者慰労金の追加」、「新型コロナ感染症対策のための支援金の追加」、「新型コロナワクチン接種業務に対する手当の拡充」、「医療機関のコロナ禍による減収の補填」「『コロナ特例加算』の拡充」の順に多い結果となりました。
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