参議院選挙に対する宮城県保険医協会の重点要求
1、新型コロナウイルス感染症終息に向け、政府は医療機関への全面的な経済的支援と共に、国民生活と健康確保へのあらゆる手立てを講ずること。
2、だれでもどこでも安心して医療が受けられるよう医療費抑制策を改めること。75歳以上の2割負担化を中止し、患者窓口負担を引き下げること。
3、地域医療を守るため診療報酬を抜本的に引き上げること。
4、宮城県立がんセンター、精神医療センターと仙台赤十字病院、東北労災病院との統合、移転構想は撤回すること。公的病院の再編・病床削減をやめ、保健所体制を強化するなどコロナ禍を教訓とした地域医療の拡充を図ること。
5、医療従事者の労働環境を改善・充実させる施策を講じること。公的責任で必要医師数を養成・確保し、医師不足・偏在を解消すること。
6、歯科における金パラ逆ざや問題を抜本的に解消する手立てを講ずること。
7、医師、歯科医師の裁量権を尊重した審査、行政手続法に則った指導・監査とすること。
8、消費税を引下げ、医療にはゼロ税率を適用すること。
9、東日本大震災を教訓とした大規模災害時の被災者の医療費免除や生活再建支援、民間を含む被災医療機関への公的支援等を制度化し、拡充すること。
10、原発事故を二度と繰り返さないため、女川原発をはじめすべての原発を廃炉とし、再生可能エネルギー政策へ抜本的に転換すること。東京電力福島第一原発事故によるALPS処理水の海洋放出はおこなわないこと。
11、ロシアのウクライナ武力侵攻に抗議し、外交・平和的解決を強く求めること。人権尊重、平和主義、民主主義に基づく日本国憲法を堅持すること。
会員専用
サーチ
カレンダー
2024 December
月 火 水 木 金 土 日 12345678910111213141516171819202122232425262728293031
Pingback: 2022年7月 理事長挨拶 | 宮城県保険医協会