もう限界です! ストップ!患者負担増
さらなる患者負担計画の中止を求める
—請願署名のご協力のお願い—
当会は1万筆の集約を目標に以下の請願署名に取り組んでおります。
◆次々と患者負担増が
「骨太方針2015」は、医療をはじめとする社会保障費の削減を重点課題とした「経済・財政一体改革」を掲げました。内容は多岐にわたりますが、「患者負担増」に絞っても、(1)「受診時定額負担」の導入(2)後期高齢者の窓口負担の2割化(3)高額療養費制度の限度額の引き上げ(4)市販類似薬の保険外しや保険償還率の引き下げ、給付制限(5)入院時の居住代の徴収などが提起されています。多くは今年中に関係審議会で検討され、来年以降、関連法案の提出、法改正の必要のないものは、「速やかに実施」するとしています。
◆経済的な理由で受診を中断する患者さんが
当会が会員に対して行った調査では、5割弱の患者さんが経済的な理由による治療の中断を経験していました。また、回答された会員の先生のうち、約4割が医療費負担を理由に治療や検査を断られたことがあると答えています。今でもこのような状況なのに、さらなる負担増は、患者さんの受診抑制と重篤化を引き起こします。
◆今だから、本当に止められます
今回の請願事項は、患者さんにとって「ギリギリ」の要求です。
また、今回は法案が出てくる前に取り組みます。なぜなら、法案化される前に世論を高めることが重要だからです。
その点は、過去の経験が証明しています。2011年、受診時定額負担が計画されたものの、医師会をはじめとする国民医療推進協議会や保険医協会・医会、保団連による請願署名の取り組みで、2011年末の社会保障・税一体改革素案骨子には盛り込まれませんでした。
趣旨をご理解いただき、ぜひ、ご協力をいただきますようお願い申し上げます。署名は集約できた段階で、当会までご返送ください。
一,署名用紙は一筆記入用と5名連記の2種類あります。
※署名用紙をダウンロードいただけます。 一筆記入用はコチラ 5名連記はコチラ
一,ご記入いただいた署名用紙は、当会事務局にお送りください。一筆でも結構です。
締切 9月20日(水)
一,お寄せいただいた署名は衆議院議長、参議院議長へ提出します。
署名用紙のほかリーフレットや請願署名ハガキ(料金受取人払い)入りのポケットティッシュもあります。ご希望の方は当会事務局にご連絡ください。