宮城県保険医協会
県内の医師・歯科医師で構成する団体です。
Skip to content
ホーム
会則
入会案内
理事長挨拶
入会お申し込み
会員専用
催し案内
診療報酬改定関連
社保情報
出版物
共済制度
活動・講演録
調査
歯科のページ
勤務医のページ
女性部のページ
公害環境対策部のページ
女川原発再稼働関連
東日本大震災
「保険でより良い歯科医療を」宮城の会
反核医師の会
市民向けページ
新型コロナ関連
講演会・研修会・セミナー動画
←
書籍案内『指導対策の留意点(追補版)』
2016年7月 理事長挨拶
→
市民による女川原発の安全性を問うシンポジウム(2016.5.29)報告
Posted on
2016年6月25日
by
adminhok
Tweet
市民による女川原発の安全性を問うシンポジウム
原発事故が起きたら逃げられるのか
避難計画の課題を検証
5月29日、仙台国際センターで「市民に女川原発の安全性を問うシンポジウム」が開催され約630人が参加しました。協会からは井上理事長と事務局が参加しました。
このシンポジウムは、「原発事故が起きたら逃げられるのか」をテーマに避難計画の問題点を検証しようと脱原発をめざす宮城県議の会などが企画したものです。
福島県浪江町長の馬場有氏は基調講演で、福島第一原発事故の当初、事故後は住民がバラバラに避難し、混乱したと話しました。事故直接の情報伝達の不十分さを問題だとして、国の指示を待つのではなく、町の判断で避難指示を出せる態勢を作る必要性などを示しました。
続いて、環境経済研究所代表の上岡直見氏が「原発避難計画の実効性を問う」と題したテーマで講演。主には震災時の車両渋滞や緊急輸送路等の困難な側面を福島原発事故や熊本地震の実態をもとに報告しました。
パネルディスカッションでは、福島第一原発事故当時、福島県田村市で障がい者自立支援施設を運営していた鈴木絹江氏が、国の指針による屋内退避指示に関して「障がいを持っている独居者や高齢者は真っ先に避難が必要。介護ヘルパーも来られない状況下では餓死してしまう」と説明しました。
また、石巻市の避難計画を策定している二上洋介総務次長は石巻市の広域避難計画の概要を報告。自治体ごとに計画の策定を義務付けている国の方針を問題視し、国や県が先頭に立って一つの計画をつくるべきだと強調しました。
参加者から、「実効性のある避難計画は困難として、原発再稼働を止める運動を強化すべき」との意見が出されました。それに対し、シンポジストを務めた宮城県議会議員の中嶋廉氏は、「原発に賛成でも反対でも、宮城県に女川原発(使用済み核燃料)がある限り、実効性ある避難計画をつくることは必然」との見解を示しました。
最後に宮城県議会議員の菅間進氏が、脱原発をめざす県議の会の説明と、今後も女川原発の安全性に関する諸課題について、多くの方と一緒に考えていきたいとあいさつしました。
This entry was posted in
公害環境対策部
. Bookmark the
permalink
.
←
書籍案内『指導対策の留意点(追補版)』
2016年7月 理事長挨拶
→
Comments are closed.
会員専用
ユーザー名またはメールアドレス
パスワード
サーチ
検索:
カレンダー
2024
November
月
火
水
木
金
土
日
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
保険医共同購入
(会員限定)
M&Dネットワーク
医薬品、医科歯科医療機器、衛生用品等
幅広く取り扱い