当会は、下記の声明を発表し、外務省および北朝鮮国連常駐代表部に送付しました。
北朝鮮の核実験に抗議し、平和的解決を求める声明
9月3日、朝鮮民主主義人民共和国は、朝鮮中央テレビにおいて「大陸間弾道ミサイル(ICBM)に搭載する水爆の実験に成功した」と発表し、6回目となる核実験を強行した。
同国による核実験は、国連会議で122ヵ国が賛成し制定した核兵器禁止条約を真っ向から否定するものであり、いまなお原爆放射線による後障害に苦しむ多くの被爆者が存在する日本の医師・歯科医師の団体として強く非難する。
私たちは、人命を守り、平和を希求する医師・歯科医師としていかなる戦争も容認できない。関係国に対し、直接対話を通じ、同国の核・ミサイル開発問題を解決すること、日本政府には軍事的対応を回避すべく、米朝直接対話と早期の6ヵ国協議再開に向け、冷静で粘り強い外交的努力を尽くすことを求める。
2017年9月21日
宮城県保険医協会第4回理事会