2019年8月 理事長挨拶


(2019年8月)

暑中お見舞い申し上げます

理事長 井上 博之

 参議院選挙の結果が示されました。結果について「何も変わらなかった」「改憲勢力3分の2に届かず、とりあえず良かった」「東北の野党共闘の健闘が目立った」「若い人の関心が低く、低投票率が問題だ」「れいわ新選組など新しい芽に注目すべきだ」など、多様なご意見をお伺いしました。
 当会は、この選挙にも積極的に臨みました。各政党と宮城選挙区の両候補者へ、当会の国政への要望事項に対するご意見をお聞きしました。今回は、全政党と両候補者から返答がありました。返答が全て揃ったのは初めてで、今後、政党や議員への要請にあたって大いに役立ちます。なお、宮城選挙区で当選された石垣のりこさんは、当会のすべての要望項目に賛成すると回答いただき、今後の医療運動に協力的な議員となっていただけるよう期待しています。

 10月の消費税増税は、貧困と格差を拡げ、日本経済に壊滅的なダメージを与えるのではないかと危惧されます。その上、参院選で手控えられていた社会保障抑制策も次々と打ち出されてくるでしょう。保険医として、来年4月の診療報酬改定は一大関心事ですが、その議論も始まります。当会が積極的に市民と連帯した運動として盛り上げようとしている「保険でより良い歯科医療を」宮城の会の結成は10月5日です。その他にも、学術研究会、公開講座やセミナーなど、会員の要望に応える企画が目白押しです。多くの会員のご参加を期待しております。

 天候不順な夏の始まりでしたが、やはり暑い夏がやってきました。天候に左右されない体調コントロールも大切なことかもしれませんが、やはり真夏の暑さは格別です。皆様くれぐれもご自愛ください。
 暑中お見舞い申し上げます。

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