(2023年5月)
第53回定期総会にご参加ください
理事長 井上 博之
当会は、今月27日(土)に定期総会を開催します。新型コロナウイルス感染症の感染症法上の分類が「5類」に見直された中での総会です。今年も変わらず、リアルとオンラインの併用となります。レセプションは中止としました。
会員の皆様には、過日、総会議案をお送りしました。内容をよくご検討いただければと思います。この1年間、オンライン開催を駆使しながら、活発に活動してきました。その1年を振り返ることから記述しています。
新型コロナ感染症対策では、「5類」移行に関して、会員アンケートを実施し、多くの会員から回答をいただきました。それに基づいて、関係機関に要請を行いました。
社会保障費を削ってでも軍事費を増やすことには熱心な、岸田政権に対する批判を緩めることなく、患者負担増を許さないための様々な取り組みをしてきました。
県内4病院再編廃合問題では、県議会議員との連携強化を重視し、患者さんや病院職員など、当事者との協力も進めてきました。
保険医として見過ごすことができない、オンライン資格確認システム導入義務化と保険証廃止の強制に対しては、何度も抗議声明や要望書を発出してきました。
オンラインを駆使した、活発な研究会活動でも前進がありました。全国の協会との相互参加がさらに進みました。
総会恒例の記念講演には、魅力あふれる講師を迎えます。近年、大変注目されている斎藤幸平氏に「SDGsじゃ地球は救えない~危機の時代に世界の若者が求めている大転換」と題して講演いただきます。未来社会を見据えた、含蓄あるお話が聴けると期待できます。一般の方へも公開の講演会です。お知り合いの方にも是非ご案内ください。
宮城県保険医協会は、開業医、勤務医を問わず、会員中心に活動する団体です。新たな前進が得られるよう、会員の皆様方の積極的なご参加をよろしくお願い申し上げます。