2023年9月 理事長挨拶


(2023年9月)

県議会議員選挙を重視します

理事長 井上 博之

 10月13日告示、22日投開票で、宮城県議会議員選挙が行われます。今回の選挙も、県政の重要課題が問われる、とても大事な選挙です。宮城県保険医協会では、今回の選挙にあたっては、10項目の県政への重点要求を決めて臨んでいます。
 この要求に基づいて、現在、主要政党と各立候補者へのアンケートを実施しています。アンケート結果の詳細は、当ホームページ(会員専用ページ)に掲載しますので、そちらをご覧ください。
 宮城県が構想する、仙台医療圏の4病院統廃合が、県民の大きな関心事となっています。この構想に反対する市民団体の動きも活発になってきました。計画中止を求める署名や要請書が県へ提出されました。8月末に開かれた県の精神保健福祉審議会でも、構想への懸念と強い反対が示されました。当会はこの問題が浮上して以降、情報公開と充分な検討を求めて学習会等を開催してきました。県議会議員に医療政策懇話会に参加していただいたこともあります。この問題でも、県議会議員の果たす役割は大きなものがあると思います。
 さらに、コロナ禍を教訓とした地域保健医療の拡充について、各政党や候補者がどのような意見をお持ちかにも注目したいところです。
 物価高に対して、生活困窮世帯への支援や、医療機関向けの補助について、どのような意見をお持ちかも知りたいと思います。
 また、来年2月に予定されている、東北電力女川原発2号機の再稼働への態度表明にも注目です。
 その他、当会と県民にとって大事な要求事項への意見が表明されます。選ばれた県議会議員には、県民の代表者として相応しい役割を発揮してもらいたいと思います。そこに、宮城県政を良くしていく希望があります。
 アンケート結果を、投票にあたって参考にしていただければ幸いです。そして、選挙への関心を大いに高めていただければと思います。皆様のより良き選択を期待しています。

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