保険でより良い歯科医療を求める請願署名「医科の先生方も署名にご協力をお願いいたします」


医科の先生方も署名にご協力をお願いいたします

理事 齋 基之

 「保険で良い歯科医療を」全国連絡会は、前身の「保険で良い入れ歯を」全国連絡会が1992年9月に結成されたものが2000年7月に改称されたもので、地元の「宮城の会」が結成されたのは2019年10月で、東北では初の結成になります。当会は、歯科医療を受ける患者さんと、歯科医師、歯科技工士、歯科衛生士など歯科医療提供者が集う場として、また食や口から見えてくる社会問題を共に考えることを目的に活動している団体です。
当初は、保険で良い入れ歯は国民の権利、歯科医療従事者の技術と労働の適正な評価、経営と生活の確保という問題の解決に向け活動を行ってきましたが、2000年の総会で入れ歯問題だけでなく、乳幼児から高齢者までを含めた歯科の保険・医療制度全般の改善を課題にして、講演会やシンポジウムなどの宣伝と交流、署名、県会議員、国会議員への要請、自治体意見書運動など幅広い活動を進めてきました。
宮城の会では、これまで学校検診での歯列不正に対する養護教員へのアンケート、歯科矯正の保険導入に対する市民アンケートや歯科医院への受診が経済的に困難なことに起因する口腔崩壊事例の勉強会、歯科健康テレホン相談、いい歯デー市民のつどいの開催などを行ってきました。
今回、宮城の会で「保険でより良い歯科医療の実現を」という署名を開始しました。請願項目は次の3点です。ぜひ歯科の先生だけでなく医科の先生にもご協力をお願いいたします。

〈請願項目〉
〇お金の心配をせず、安心して歯科医療がうけられるよう、窓口負担割合を下げてください
〇健康保険でうけられる歯科治療の範囲を広げてください
〇歯科医療の充実に必要な国の予算を大幅に増やしてください

本稿は宮城保険医新聞2025年2月25日(1858)号に掲載しました。

「保険でより良い歯科医療を求める請願署名」のページはコチラ

This entry was posted in 保険でより良い歯科医療を 宮城の会, 歯科. Bookmark the permalink.

Comments are closed.