宮城県保険医協会
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2016年6月 理事長挨拶
Posted on
2016年6月1日
by
adminhok
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(2016年6月)
特別に大事な参議院選挙に全力を挙げて臨みます
理事長 井上 博之
新しい風が吹き始めた
安倍政権の暴走を止めようと、国民的な運動が盛り上がっている。それを受けて今回の参議院選挙では野党共闘が進み、全国の32の1人区すべてで統一候補の擁立が決まった。平和と立憲主義を否定する安倍政権への市民の反発は強い。昨年9月に強行成立された安保法制(戦争法)を廃止するため、野党は国会の多数を占めることをめざしている。参議院だけでなく、衆議院でも多数当選を実現することが必要だが、今回の選挙で与野党逆転が実現すれば、新しい政治状況が生まれることが期待される。
私たちの要求実現へ
安倍政権の暴走は、社会保障費削減策強行についても際立っている。消費税増税の先送りが表明され、それを口実に社会保障への攻撃が一層強まることも予測される。全国保険医団体連合会(保団連)とともに、宮城県保険医協会では、いま、「ストップ!患者負担増」の署名運動を展開中である。この参議院選挙で社会保障の問題を争点にしていきたい。国民生活の実態に目を向け、今こそ社会保障充実の方向に舵を切るように求めていく。その要求に賛同いただける議員を一人でも多くしていきたいと考えている。
選挙に臨む宮城県保険医協会の立場
当協会の政治的要求実現のために、すべての候補者に要望書を提出した。重点要求を示し、それへの回答もいただく予定である。その評価を行い、推薦候補を決めることも可能かもしれないが、それはあえて行わないことにしている。
各候補者の回答をそのまま各会員に情報提供し、投票に当たっての参考にしていただく。誰を推すかは会員一人ひとりが判断することだと考えている。あくまでも、会員の思想信条の自由を尊重する立場での判断である。同時に、会員の政治活動の自由を保障するものであり、活発な選挙活動が行われることを期待するものである。
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