新型コロナウイルス感染症 医療機関対応Q&A(歯科医院向け)


新型コロナウイルス感染症
医療機関対応Q&A(歯科医院向け)

Q:スタッフに感染の疑いが出た場合、歯科医療機関としてどうしたらよいか。 保健所への連絡、滅菌、休診をしなければならないか。

A:スタッフに感染の疑いが出た場合は、すぐに保健所へ連絡をしましょう。現在の対応ですと、2週間の休診指示が出る可能性が高いです。歯科医療機関内の消毒は保健所では実施してもらえません。各歯科医療機関で行うか、業者に依頼することになります。費用は自己負担です。

 

Q:新型コロナウイルスが流行っているが、どのような対応をしたらよいか。

A:院外・院内掲示によって、患者さんに発熱などの症状がみられるなどで新型コロナウイルス感染症の疑いがある場合の対応策や、自院での院内感染防止対策などを知らせている歯科医院が多いようです。院内掲示があるだけでも患者さんは安心感を得ることができます。

 

Q:院内感染がおこった病院の近くにあり、今後の診療はどのようにしたらいいか。緊急事態宣言がされたことにより休診にしたときの補償などあるのか。

A:緊急事態宣言が出されましたが、法律の範囲外のため、歯科医院に対して強制的な業務停止命令が出されることはありません。そのため、休診の判断は、各院長・管理者に委ねられます。また、政府は大規模な経済的補償を策定していますが、歯科医院の予防的閉鎖に対しての助成金や補償などは現在のところ出ていません。その代わり、融資制度や労働者の雇用継続に対する助成金が設けられています。

 

本稿は東京歯科保険医協会のホームページから転載しました。

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